2011年05月18日

93.遠距離恋愛

スリランカでのある朝。
僕は、朝食をとるために泊まっている宿の食堂へ行った。
食堂では1組のカップルが既に食事をしていた。
日本人風の女性と西洋人(白人)風の男性。

日本人風女性と目が合うと、「こんにちわ、日本人の方ですか?」と聞いてきた。

(やっぱり日本人なんだ。国際結婚とかかな?海外在住の人?)
「こんにちわ、どちらからいらしたんですか?」

「私は日本だけど、彼はベルギー。」

(旅先で恋に落ちた?いわゆるアバンチュールってやつですか。)
「へぇ、ここで知り合ったの?」

「ううん。カンボジア。」

(どういうこと?)

詳しく話しを聞いてみると、
彼女と彼はそれぞれ別のグループでカンボジアに旅行に行った。
彼女のグループと彼のグループで意気投合して一緒に行動しているうち、2人は付き合い始めた。
普段は、日本とベルギーで別々にくらしていてメールでやり取りをしている。(年4回にしかあってない)
出会った場所がカンボジア、前回のデートがトルコだったかギリシアだったかなので、今回は真ん中をとってスリランカにした。
ということらしい。

愛の大きさの前では、地球もちっぽけなのか?

(年4回でよく耐えられるなと僕は思う。)

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2011年05月22日

94.無警戒

スリランカに着いた日のこと。
深夜に空港に到着し、取り敢えずダウンタウンまでタクシーでやってきた。
土地勘を掴むために、暫くコロンボの街を散策した。
危険はそれほど感じない。
深夜にも関わらず、それなりに活動している人はいる。

だが、それにも増して何故か路上で「活動していない人」がたくさんいる。
家がないのかなんなのか、多くの人が道端で寝ていのだ。
道の端を歩くと、暗い闇の中に褐色のスリランカ人が寝ていて踏みつけそうになったりする。

街の中心?のコロンボフォート駅前に行ってみる。
やはり、駅前でも多くの人が路上で寝ている。

今夜、今さら宿をとる気は僕にはなかった。
みんないれば安心。
「ぼくも寝ーよおっと」と思ってバックパックを枕に道端に横になった。

さすがに肌の色の違う日本人は珍しいのか、好奇の眼差しをもって現地の人がすぐ横に座ってくる。
最初は、寝転がったまま話をしたりもしていたが、入れ替わり立ち替わり人が寄ってくるので、寝たふりを決め込んだ。

そして、バックパックの盗難に気を配りつつ、浅い眠りに就いた。

うつろな意識の中で気がつくと、また隣に人の気配がする。
薄眼を開けて様子を窺うと、真新し真っ白なスニーカーが目に入った。
明らかに現地人ではない。

いま目が覚めましたを装って、起き上がると、隣にいたのは僕と同じく旅行者らしい若い日本人女性だった。
「おはよう」
(「おはよう」じゃない、誰だこいつ?)

「旅行ですか?」
(それ以外ありえない格好だろ)
「ええ、さっきスリランカ着いて、取り敢えず朝まで時間つぶそうと思って。」

「ちょっと、おトイレ行ってくるんで、荷物みてて貰っていいですか?」
「あ、ええ、トイレなら駅の構内にあったよ。」
「ありがとうございます!」
というとほんとに荷物を置いて行ってしまった。

無警戒すぎでしょ。そんなに人畜無害に見えるのかなぁ。

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2011年05月25日

95.一期一会

ブルネイにはマレーシア連邦直轄領のラブアン島からフェリーで入った。
ブルネイのフェリーターミナルに着いたのは18時少し前。
曇り空だったが、桟橋からは海の向こうからそびえる虹が見えた。


入国手続きを終えて外に出ると、いくつかのチケット売り場のブースと並んで両替所がある。

しかし、両替所には "CLOSE" の札が立てかけてある。

「しまったな。ラブアンで両替しておくんだった。」
ちょっと後悔したが、まだどうにかなると思っていた。
この国では、マレーシアリンギットやUSドルが通用するかもしれないし、タクシーで街の両替所に横づけしてもらってもいい。

他の乗客は、駐車場に止めてある車や、迎えの車で次々とターミナルを出ていく。
しかし"TAXI"と書かれた駐車スペースには1台のタクシーもいない。
仕方なく僕はバスに乗ることにした。

バス乗り場でバスを待っていると、おばちゃんに話しかけられた。
「どこに行くの?」
「バンダル・スリ・ブガワン(ブルネイの首都)に行こうと思ってる。」
「今日のバスは多分終わってるよ。」

ガイドブックには、フェリーはバンダル・スリ・ブガワンの郊外のターミナルに着くと書いてある。
ガイドブック上の街の地図には載ってない。

多分せいぜい4〜5キロ程度の距離だろうと踏んだ。今歩きだせば、うまくいけば真っ暗になる前に街に着く。
「バンダル・スリ・ブガワン方面」と書かれた標識を頼りに僕は歩きだした。
雨がポツリポツリと降り出していた。

暫く歩き、通りに出るとターミナルとは別方向からバスが走ってくるのが見えた。
運がいい。歩き始めたのは正解だったと思った。
バス停ではなかったが、手を振って無理やり止めた。

バスが動き出すと車掌がきた。
ダウンタウンに行きたい旨と、マレーシアリンギットしか持っていない旨を告げた。
少し困った顔をされたが、マレーシアの通貨で支払いを受け付けてくれた。

ほっとした。
窓の外では雨が強くなり始めていた。

:::::::::::::::::::::::::::::

しかし、安堵感もつかの間だった。
1キロも進まない内に、車掌がここで降りろという。
目の前のT字路をバスはダウンタウンとは反対の方向に行くらしい。

「右に真っすぐ行って、あそこを左に曲がれ」車掌に言われた。

礼を言い、車掌に言われた通りに進んだ。
大通りにぶつかり、左に曲がると直ぐにバス停があった。

「ここで待てということだったのか?」

暫く、その屋根付きのバス停でまった。
雨はますます強くなり、辺りも薄暗さが増してきた。

バスも流しのタクシーも来ない。

来る確証のないバスを待つべきか、地図もなく距離も分からない道を雨の中(しかも無銭で)歩くべきか。

「南国の雨は、多分直ぐ止む。歩いていくなら完全に日の暮れる前にスタートした方がいい。」
そう思い、十メートルほど歩く。
そして、「やっぱり…」と思いなおしてバス停に戻る。

普段の僕なら躊躇なく歩く。5キロだろうが、6キロだろうが歩く自信はある。
しかし、だんだん強くなる雨のせいか、刻一刻と暗くなる夕暮れのせいか一抹の「嫌な予感」を感じて前に進めずにいた。
本当に悩んだ。

やがて、向こうからくる車が、その姿ではなくライトの2つの光として見えるようになる。
雨脚はまるで夕立のよう。
運が悪い。

心細い。



突然、一台の乗用車が目の前に止まった。
運転席から制服を着た男性が、「乗れ」とジェスチャーする。

なにが起きたか全く理解できなかったが、取り敢えず現状を打破したかった。
言われるままに乗った。

「仕事が終わったから送ってやる」という。

「警察官?」と聞いてみた。
「いや、警備員だ」という。

どうやら、フェリーターミナルにいた警備員の1人らしい。
僕の姿を覚えていてくれたのかもしれない。

車は走り出した。

安堵7割、不安3割。
最悪の事態も想像する。日本の感覚で言えば、なんで仕事が終わった警備員が制服着たまま家に帰るはずがない。
制服は安心させる罠で、どっか森に連れて行かれ、後ろから頭をドスンって可能性もゼロではないと考えたりもした。

彼とぽつり、ぽつりと会話をしながらも(僕は英語も会話も得意ではない)
ちゃんとバンダル・スリ・ブガワンに向かっているか窓の外の標識をずっと意識していた。

高速道路のようにきれいに整備された道をかなりのスピードで走っていく。
流れていく車窓からの景色の中にひとつの標識が確認できた。

"バンダル・スリ・ブガワン 27KM"


結局、彼はちゃんと僕を送り届けてくれた。
僕が泊まるといったユースホステルの位置を教えてくれた上で、わざわざ雨を避け屋根のある所まで行き降ろしてくれた。
降り際に、「マレーシアリンギットかUSドルしかないが…」といってお金を渡そうとしたが、受け取ってもらえなかった。

直ぐに止むと思った雨は、スコールの様な雨脚のままその日の深夜まで降り続いた。

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2011年05月29日

96.旅の必需品

ストリートチルドレンや貧しい子供たちにお金をねだられても(ガイドとか何かをしてくれた対価としてなら別だが)お金は絶対渡さない。
渡したお金が本当にその子のお金(若しくはその子のためのお金)になるかわからないし、僕が渡す程度の小銭では問題の解決にならないから。
(真偽のほどはわからないが、子供をさらってきて、火傷やけがを負わせ、憐みを買って物乞いをさせるなんていう「商売」もあるらしい。)

その代わり、必ず旅に携行する「風船」をあげている。
小銭を渡すより素直に喜んでくれる。


もちろん、普通に好奇心を持って近寄ってくる子供たちとのコミュニケーションにもなる。

DSCF0506_R.JPGDSCF0140_R.JPGDSCF0281_R.JPGP1010098_R.JPG

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