首都のアンマンのバス乗り場で、バスを指さしながら"Dead Sea?""Dead Sea?"と片っぱしから近くにいる人に訊ね、やっと目的の1台にたどり着いた。
そのバスで暫くいくと、僕が訊ねた1人の乗客が、「ここで降りろ」と言う。
乗り換えが必要ならしい。
そのバス停(と言っても目印は何もないが)の前の店で、同じようにバスを待ってる風の人たちと一緒にチャイを飲みながらバスを待つ。
なかなか来ない。
止まっていた一台の乗用車の運転手と話していたさっきの乗客が僕を呼び、「これに乗れ」という。
どうやら相乗りタクシー(白タク)らしかった。
僕は彼に礼をいい、車に乗り込んだ。
車には先客がいて、僕が乗ると後部シートは三人掛けとなった。
「狭えなぁ」と思った。
車の中では、他の乗客が僕に話しかけたそうにしているのが分かったが、めんどくさいから話しかけるなオーラを出していた。
ずっと外見て無愛想な顔して黙ってた。
やがて、車が止まった。「死海だ。」と運転手が言う。
「いくら?」と僕は聞く。
「いらないよ。」と答えが返ってくる。
この車、実は白タクなんかじゃなかったらしい。
バス停前の店に寄った普通の家族?で、それをあの彼が交渉して僕を乗せていくよう頼んでくれたらしいと理解した。
「サンキュー」という僕を、みんなニコニコしてみてる。
自分のとった態度にかなりへこんだ。
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